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1876年のニューヨーク。
レオポルド公爵は、まわりから結婚するよう、うるさいくらいに言われていました。
「愛する人と、めぐりあいたい」
彼の望みが、叶う時代でも立場でもありません。
あるとき、不審な人物を見かけたレオポルド公爵。
あとを追うもののブルックリン・ブリッジから転落してしまいます。
落ちた先は、なんと21世紀のニューヨーク。
どうやら時空を超えてしまった彼は・・・。
『ニューヨークの恋人』は
2001年に作られた、アメリカ映画です。
監督は、ジェームズ・マンゴールド。
出演は、ヒュー・ジャックマン、メグ・ライアン、リーヴ・シュレイバー、ブレッキン・メイヤーほか。
原作は、スティーブン・ロジャース。
脚本は、原作者と監督が共同執筆しました。
原題は『Kate & Leopold』です。
ロマンティックなレオポルド公爵。
21世紀のニューヨーク。景色が違うどころか、文化も何もかも異なりました。
戸惑いながらも、つとめていつも通りに振る舞うレオポルド。ほんとうに素敵なんです。
私は紳士的な人に、とても心惹かれるので、客観的とは言えないかも。だけど・・・。
上品で教養があり礼儀正しい男性が、相手を尊重することを忘れない。
こんな人、存在する訳がない。
そう思いますよね、分かります。
ところが、いたんです。スクリーンの中に!
ヒュー・ジャックマンが、魅力たっぷり愛嬌たっぷりに演じてますね。
現実的な女性、ケイト。
レオポルドが出逢ったのは、広告会社の第一線で働く、ケイトでした。
あと一歩のところで昇進できないケイトは、仕事にも日々の暮らしにも、疲れきってるリアリスト。
神経をすり減らしてなお頑張るケイト。
めっちゃ応援したくなります。
彼女から見たレオポルドは、浮世離れした奇妙な人。
なかなか恋が始まらないのが、リアルだなあって思いました。
まとめ。
とは言うものの。
ケイトを演じたのは、ロマコメの女王メグ・ライアン。
うっとりしちゃうくらいロマンティックなラブストーリー。
恋したくなること、間違いなしです。
ロマンティックなレオポルドと、現実的なケイト。
何もかも違うように見える二人の想いは、はたして時空を超えて、叶えられるのでしょうか?
レオポルド公爵を演じたヒュー・ジャックマン、めっちゃカッコよかったな。大好きです。