【箱入り息子の恋】牛丼と健太郎さんと奈穂子さん。

この映画の見どころのひとつは、牛丼屋さんにまつわるものでは?

何度みてももらい泣きしてしまう、終盤のシーン。
ほっこりと心あたたまる、中盤の場面。
どれも忘れられません。

奈穂子さんが初めて連れていってもらうところ、私は大好きです。

クルクル変わる表情が素敵

ある日の昼休み。
いつもより沈んだ表情の健太郎さんが、市役所から出てきました。

星野源さん演じる、天雫健太郎さんは市役所にお勤めです。

奈穂子さんのお母さんに待ち伏せされて、公園を訪れる健太郎さん。
はじめは、とっても居心地悪そうでしたね。

ひょんなことから奈穂子さんと牛丼を食べにいくことになる健太郎さん。

あんなに浮かない顔してたのに、めまぐるしく変わる表情が、それはそれは素敵なんです。

奈穂子さんから手を差し出される健太郎さん。

案内してもらおうとした奈穂子さん。
手探りするように、健太郎さんの方へ手をのばしました。

そのときの健太郎さんをみてると、純朴なお人柄がよく分かるんですよね。

どうしたのかな?って、とまどってるような顔の健太郎さん。
ぴんと来たと思ったら、待ったをかけて駆け出しました。

あらかじめ、奈穂子さんのお母さんに説明しに行くところも。
ダッシュで奈穂子さんの元へ戻って「大丈夫でした」って言うところも。

心がギューッとなるくらい、微笑ましくって、いとおしさが止まりません。

「おいしいです」って微笑む奈穂子さん。ほっとする健太郎さん。

そういえば、初デートになるんですね。
まだまだ映画は中盤だけど、いろいろな事がありすぎて。
観ている私もハラハラし通し、いっぱいいっぱいです。

ようやく牛丼を食べはじめた健太郎さん。
奈穂子さんの笑顔をみて、ひと安心。
「よかった」って、ぽつりと呟きます。

一生懸命だったんだなあ。
健太郎さん、よかったね。

私は、自分のことのように嬉しく思ったんです。
だけど。
気のせいかもしれませんが、奈穂子さんの表情が一瞬、不安そうに見えました。

別の場面で語られる、奈穂子さんのセリフが心に刺さります。

そして。
はじめの頃は、健太郎さんも奈穂子さんも、表情が乏しいように見えたのですが……。
どんどん感情豊かになるところも、とても魅力的で大好きな作品です。

『箱入り息子の恋』は、2013年に公開された、日本映画です。

【監督】市井昌秀
【出演】星野源、夏帆、平泉成、森山良子、大杉漣、黒木瞳、古舘寛治ほか。


はろこ

奈穂子さんをエスコートする健太郎さん。
自分の足元にある石を踏み越える場面も、いいですよね。
紅ショウガの位置を説明するのに、分かりやすい言葉を探してる表情も、とても素敵でした。
「また会ってくれますか」って言ったあと、笑顔になる奈穂子さん、すごくかわいい。好きだー。