本ページはプロモーションが含まれています
メジャーデビューしたものの、素人だのお遊びだの言われ続けるミュージシャンのジン。
「俺は、本気で音楽やってます。」
「どこまで日和りゃ、いいんすかね?」
アッチコッチぶつかりながら、叩かれながらも、真っ向から取り組むところ。
「俺も身の丈に合ったこと始めたから」
「人にはそれぞれ、自分本来の役割ってもんがあるんだよな」
さみしそうな、腹くくったみたいな・・・。
それでいていい表情で笑ってみせるところ。
いろんな顔をみせる、敏腕プロデューサーのジンを演じた松坂桃李さん。
ひとつひとつの表情から想いが溢れだしてる気がして、目を離すことができませんでした。
『キセキーあの日のソビトー』は
2017年に公開された、日本映画です。
【監督】兼重淳。
【脚本】斉藤ひろし。
【出演】松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、平祐奈、横浜流星、成田凌、杉野遥亮、奥野瑛太、野間口徹、麻生祐未、小林薫ほか。
【音楽】GReeeeN。
【音楽プロデューサー】JIN。
【主題歌】GReeeeNの「ソビト」。
ジンは、メタルバンド「ハイスピード」のボーカルです。
ある日のライブ後、レコード会社から「メジャーでやってみるとか興味ある?」と言われました。
ジンの父は心臓外科医なのですが、息子には鉄拳制裁も辞さないほど厳格で。
「音楽なんて、くだらない」
「医療に比べて、命のやり取りもない!ただのお遊びに過ぎん!」
ジンは、本気で音楽やってること、それが少しずつ形になってきたことを、父に認めてもらえません。
そればかりか、レコード会社やバンドメンバーともギクシャクしてしまいます。
「自分らなりに、曲ができたと思って」やってるジン。
「自己満足でいいなら世間に出す意味ないでしょ」と言うレコード会社。
ジンは、バンドが空中分解しないよう、なんとか折り合いつけようとしますが・・・。
「ジン、てめえ、なに媚びてんだよ!」
親友でもあるギターのトシオが放った一言。
どうにもならないもどかしさって、ほんとうに苦しいです。
ジンの弟、ヒデのグループ「Green boys」。
4人組のボーカルグループGreen boys。
彼らの初ライブを観る、ジンとトシオも最高なんです。
このシーンのみならず、ほかにも語りたい場面がたくさんありまして。
長くなりそうなので、いったん改めさせていただきますね。
松坂桃李さん。メタルバンドのボーカル役なので、劇中で2曲も歌っておられます。
初めて聞きました。なんでもできるんですね。
「UNCHAINED」も「the way」も、魂こもってましたし、英語の(歌詞の)発音も素晴らしい。
違うジャンルの歌声も聞いてみたくなりました。