映画【小さいおうち】山田洋次監督作品の吉岡秀隆はひときわ輝いています!昭和初期の小粋なサブカル男子を魅力的に演じました

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『小さいおうち』は

2014年に公開された、日本映画です。
監督は、山田洋次。
出演は、松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、中嶋朋子、室井滋、橋爪功、吉行和子、倍賞千恵子、米倉斉加年、妻夫木聡、小林稔侍、夏川結衣、木村文乃ほか。

中島京子の小説を基にして、平松恵美子と山田洋次監督が、脚本を書きました。

時は、昭和のはじめ頃。
芸大を卒業した板倉正治は、おもちゃ会社に入社しました。

ある日のこと。
彼は、会社の重役である平井雅樹から、自宅に招かれます。
そして、平井夫人の時子と出逢うのですが・・・。

おもちゃ会社の新入社員、板倉正治。

芸術に造詣が深く、戦争やビジネスの話は苦手な好青年を演じた、吉岡秀隆さん。

普段、ボクトツな板倉さんが、映画や音楽についての深い知識を、瞳を輝かせて語る場面が、あるのですが・・・。

そのギャップたるや。
いつにも増して、実に魅力的なのです。

ターニングポイントは、台風。

時子さんや平井家の人々にとって、小さいおうちは単なる家ではありません。
赤い三角屋根のモダンな洋館は、かけがえのない、唯一無二の自慢の我が家です。

平井家の女中さんであるタキは、狭いけれど自分専用の部屋をもらっていました。
彼女にとって、一生、守りたいと思うほど、大切な人たちの暮らす、大切な家だったと思うんです。

大きな台風が吹き荒れた夜。
平井氏は、仕事の都合で帰宅できなくなりました。

今にも壊れてしまいそうな小さいおうち
猛烈な風雨のなか、雨戸や玄関を補強してくれたのは、板倉さんでした。