映画【恋人たちの予感】秋のセントラル・パークは息をのむほど美しい

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ローカルニュースのお天気コーナーで、紅葉の見頃を教えてくれるようになりました。
さぞ美しい風景でしょうね。

紅葉の名所まで行けそうになかったら・・・。
ニューヨークを紅葉狩りしてみませんか?

『恋人たちの予感』は

1989年に作られた、アメリカ映画です。
監督は、ロブ・ライナー。
出演は、メグ・ライアン、ビリー・クリスタル、キャリー・フィッシャー、ブルーノ・カービーほか。
脚本は、ノーラ・エフロン。
音楽は、ハリー・コニック・Jr。
原題は、『when harry met sally・・・』

ハリーとサリーが出会ったのは、大学を卒業したての頃のこと。
サリーの親友の恋人がハリー、という間柄。
シカゴからニューヨークまでの旅費を節約するため、1台の車に乗り合わせる事になるのですが・・・。
道中、つまらない事で口論を繰り返してばかりで、お互いの印象は最悪でした。

それから5年後。一度も会っていなかったのに、二人は偶然バッタリ再会して・・・。

「移り変わるもの」が主題の作品です。

初めて出会ったとき。
お互いの印象は最悪で、もう会うこともないだろうと思った二人。

それから5年後。
偶然再会した二人は知っている人、単なる知人に過ぎません。

更に5年後。
またまた偶然再会した二人は、ようやく友人になりました。

そして・・・。

男女間の友情は成立するのか?という、結論の出ないお題も、テーマのひとつだと言えますね。

私は、ケースバイケースだと思うので、答えの出しようがないお題だなあ、と感じます。
そういう意味でも、男女の友情は成立する派、なんですが・・・。
ごめんなさい。
話が脱線しましたね。

ハリーとサリーの、感情が揺れ動いたり、移ろうように。
時間も季節も、移ろいでゆくのです。

目に見えるもの。

ハリーとサリーの、1970年代後半から80年代後半にかけての、10年を超える物語。

現代とは、ものの見方・価値観など、少し違うかも知れません。

その一方で、物事には普遍的な原理があるんだなあ、と印象づけられたりもします。

サリーとハリーが歩く、秋のセントラルパークの美しさも、そのひとつ。

ほぅと溜め息が出るような絶景なのです。

紅葉が美しいことも、その風景を美しいと感じる気持ちも、普遍であってほしいと願う、そんな映画でもあります。

監督は、ロブ・ライナー。
『スタンド・バイ・ミー』を観たときにも感じたんですが、見事な景観でストーリーを表現する手腕は圧巻。