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ティム・ロビンスが演じる若きエリート、アンドリュー・デュフレーン(アンディ)。
そんな彼がなぜ、地獄のようなショーシャンク刑務所に入ることになったのでしょうか。
アンディの妻デュフレーン夫人は、夫以外の男性と一緒でした。
そのとき、何者かが二人を射殺。
アンディは、殺人の容疑をかけられ逮捕されてしまいます。
裁判で、アンディは無実を訴えるも、評決は有罪。
殺人の罪で、刑務所に入ることになりました。
収監されたのは、地獄のようなショーシャンク刑務所。
プライベートのアンディについて考察
アンディことアンドリュー・デュフレーンは、若くして銀行の副頭取になるほどの将来を期待されたエリートでした。
彼が銀行家として、どれほど優秀だったのかは、刑務所での仕事ぶりをみれば一目瞭然です。
残念ながら、容疑をかけられる前の彼については、あまり触れられてません。
私の勝手なイメージですが。
アンディは愛妻家だけど、妻には伝わってない。
家庭のことも考えてるけど、それ以上に仕事が楽しい。
口ベタで、仕事を優先する人だったのかな?
と思ってます。
映画のなかに、アンディが二人を殺める決定的なシーンはありません。
事件の断片的な記憶が、フラッシュバックするような場面は描かれてます。
アンディが、平常心を失っていたり、銃を手にしていたり。
それらも夢か現実か、定かではありません。
裁判で、アンディは無実を訴えるも、評決は有罪。
殺人の罪で、刑務所に入ることになりました。
劣悪なショーシャンク刑務所
罪を犯した人々が収監されるのが、刑務所ですね。
様々な事情を抱えた人々が、罪を償うところなのです。が。
刑務所長や刑務官を見ていると、あまりにも理不尽で、「どうか120%作り話であってほしい」と考えずにはいられません。
私が一番ツラかったのは、刑務所長の人間性ですね。
人間不信に陥りそうなことを、平然とやってのけるんです。
アンディを襲うならず者たちは、言うまでもありません。
本当にコワイのは、魔物でもオバケでもなく人間なのかも知れないと、絶望しそうになりました。
からだの芯までしみとおるほど、きびしく冷え込む感覚。
恐怖で何も考えられなくなるような。
ショーシャンク刑務所は、そんな気持ちになる場所でした。
生きていくために必要なもの
生き抜くためにたった一つの必要なこと。それは、希望を持ち続けることでした。
殺人の罪に問われたアンディは、終身刑です。
無実を訴え、再審を願いますが、地獄のような刑務所を出所することは、許されません。
どんな人でも、心が折れてしまう状況にありながら、生きていくために必要なものを奪わせないよう、挑み続けるアンディ。
アンディを演じたティム・ロビンスの表情を見ていると、映画の世界観に引き込まれてしまうのです。
希望を持ち続けることは、並大抵のことではありません。だからこそ、とても大事なことなんですね。
臆病な私でも何度だって観たくなる、人間味あふれる感動作は、いかがでしょうか。
「ショーシャンクの空に」の映画情報
公開 | 1994年、アメリカ |
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監督 | フランク・ダラボン |
出演 | ティム・ロビンス モーガン・フリーマン ウィリアム・サドラー ジェームズ・ホイットモア ボブ・ガントン クランシー・ブラウン ほか |
音楽 | トーマス・ニューマン |
原題 | The Shawshank Redemption |
原作 | スティーヴン・キング 『刑務所のリタ・ヘイワース』 |