映画【清須会議】秀吉を演じる大泉洋はどうでしょうゼミナールの校長先生!

本ページはプロモーションが含まれています

2013年に公開された、映画『清須会議』。

合戦ではなく話し合いで歴史が動いたと言われる、尾張国清須城で行われた会議
1582年6月に開かれました。

よく知られている歴史上の人物が、たくさん登場する『清須会議』。
たとえ日本史に興味なくても、心ゆくまで楽しめる映画だなぁ。

こう考えて、ふと思い出しました。
『水曜どうでしょう』の、名企画のひとつ。
2001年12月に収録された『試験に出る日本史』を。

信長の天下統一までの道のりを基に、講義してくださったどうゼミ校長の大泉洋先生
『清須会議』で、羽柴秀吉を演じてらっしゃるんですよね。

『清須会議』をザックリご紹介

1582年、本能寺の変。
織田信長が、そして長男の信忠も、亡くなりました。
明智光秀が謀反を起こしたのです。

信長による天下統一目前の、凶事でした。
各地で、おのおの自分の仕事をしていた重臣たちは大慌て。
おやかたさまの訃報は大ショックだけど……。

織田家の後継者は、誰に?
謀反人、明智光秀の領地をどうする?

仲間割れしてる場合じゃありません。
急いで決めなきゃ、天下統一どころか、各地の武将たちに攻め込まれるかもしれません。

仲間割れはしたくないけど、目の上のたんこぶは何とかしたい。
誰を推して、誰を押さえたら、のちのち有利になるだろう?

かくして。
名高い歴史上の人物たちによる、さまざまな駆け引きが繰り広げられるのでした。

『清須会議』の登場人物。今回、注目したのは……。

この映画には、戦国武将だけじゃなく。
家臣団や親族・家族。
たくさんのビッグネームが、次々ご登場になりますね。

羽柴秀吉

さまざまな駆け引き。
一進一退の頭脳戦。

秀吉が負けるとは思えません。

だけど。
その後の歴史を知ってるから、そう思えないだけなのかも。

豊臣秀吉となる前の羽柴秀吉は、織田家中からの風当たりが強めなんです。
やっかまれたり、さげすまれたり。
信長の妹、お市さまから恨まれてたり。

信長は、秀吉の能力を評価してましたね。
名だたる重臣たちは、それも面白くなかったんだろうな。

今でこそ秀吉は、人身掌握術にすぐれることでも有名ですが。
何をやっても裏目に出る、そんな時代もありました。

大泉洋さんが演じてます

大泉洋さんが、三谷監督の映画に出るのはほぼ初めてでした。

豪華な共演者の皆さんは、三谷映画の常連さんも大勢いらっしゃいますし。
日本史に詳しい大泉さんが、秀吉を演じることのプレッシャーは、とてつもなかったでしょうね。

スクリーンに映る羽柴秀吉は、ひょうひょうとして、人当たりがよく、賢くて。
明るいお調子者なんだけど、ふっと不穏な表情になる。

私はドンドン引き込まれてしまいました。
より魅力的なのは、大泉さんなのか、秀吉なのか。
まさにはまり役だなぁ、って思います。

日本史は「興味を持つ」ことが何よりも重要。(by どうゼミ)

大泉さんは、教員の免許を持っていらっしゃる。
ご専門は、高校の地理・歴史でございます。

懐かしいなぁ。
『水曜どうでしょう』の名企画、『試験に出る日本史』の回の、フレーズですね。

どうでしょうゼミナール直前必勝特別講座という、この企画。
講師を務めたのが、どうでしょうゼミナールの校長先生に扮した、大泉洋さんでした。

「織田信長の天下統一までの道のりを、実際にたどりつつ、校長の授業を受ける。」

まるっきり教養番組になってましたが、ほんとうに面白い。
このときの授業で、清須会議を勉強した記憶はございませんが……。

清洲城跡で「桶狭間の合戦」について熱弁をふるう、大泉先生。
めっちゃ分かりやすいし、とても興味深くて、大好きです。

私が歴史ものを楽しめるのは、どうゼミの教えの賜物かもしれませんね。

『清須会議』は、2013年に公開された、日本映画です。

【監督】三谷幸喜
【出演】役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、寺島進、松山ケンイチ、伊勢谷友介、鈴木京香、中谷美紀、坂東巳之助、戸田恵子、中村勘九郎、天海祐希、西田敏行ほか。