名言も印象的な映画。【あの頃ペニー・レインと】レスター・バングスは、心の友です。

その作品を好きになる理由のひとつは、心に残るセリフだったりしませんか?

『あの頃ペニー・レインと』は

2000年に作られた、アメリカ映画です。
監督は、キャメロン・クロウ。
出演は、パトリック・フュジット、フランシス・マクドーマンド、ケイト・ハドソン、ビリー・クラダップ、ノア・テイラー、フィリップ・シーモア・ホフマンほか。

音楽は、ナンシー・ウィルソン。
脚本も、キャメロン・クロウが手がけています。

1973年、サンディエゴ。
ウィリアムは学校新聞に載せた記事を、世界的なロック評論家で、クリーム誌の編集者レスター・バングスに送りました。

ウィリアムと、会って話したレスターは、ロックバンドブラック・サバスの取材記事を、彼に依頼するのですが・・・。

レスター・バングスとの、かけがえのない出会い。

フィリップ・シーモア・ホフマンが、最高なんです。
「俺たちはイケてない」と自嘲する場面がありますが・・・。
私にとってはその場面も含めて、終始カッコイイのです。

この映画は、名言が多いのも魅力のひとつですが、なかでもレスターは秀抜でした。
信じられる大人が存在する人生は、なによりも貴重だと心から思います。

フィリップ・シーモア・ホフマンが演じる、レスター・バングスの初登場は、ラジオの収録風景でした。
街角の、練習スタジオのような、レコードショップのような場所で(ブースと言っていいのか分かりませんが)外から丸ミエです。
これも公開収録って言うんでしょうか。

ロックンロールを、テンポよく批評します。
棚からレコード盤を取り出しては、バッサリと切れ味のいいコメントをするんです。
見栄えがするとは言い難い風貌と、ビートの効いた話術。

ウィンドウ越しのウィリアムが目を輝かせてる、象徴的な場面のひとつでもあります。

「持つべきものは、クールじゃない友達だ」

ウィリアムは、彼の収録が終わるのを待っていたんでしょうね。
レスターと並んで歩きながら話します。

「会えてよかった。また記事を送ってくれ」
「ファンと立ち話はできない」とレスター。

そのセリフに続く場面は、他にお客さんのいないダイナーで、座って話す2人です。

彼が真正面から受け止めてくれる、懐の深い人だと分かって、嬉しくなりました

「If you get into a jam, you can call me.
I stay up late.」

「行き詰まったら電話しろ。
夜中でもいい」


はろこ

このあと。
ウィリアムは、別の音楽誌に依頼され、ロックバンドの同行取材することになり、本当に行き詰まってしまいます。
その時もレスターは、最高にクールでした。