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スーザン・サランドンとゴールディ・ホーン。
アカデミー賞を受賞したから、名女優?
いえいえ、それだけではないのでは・・・と、思っています。
ぶっ飛んだキャラクターを演じても、「ひょっとしたら、この世に実在するかも知れない」と錯覚しそうな怪演をお探しでしたら、この作品はいかがでしょう。
『バンガー・シスターズ』は
2002年に作られた アメリカ映画です。
監督は、ボブ・ドルマン。
出演は、ゴールディ・ホーン、スーザン・サランドン、ジェフリー・ラッシュ、エリカ・クリステンセン、エヴァ・アムリ、ロビン・トーマスほか。
ロックンロールの黎明期。
ドアーズの人気に火がついていた頃。
「ロックスターの陰に、この2人組あり」と言われた、知る人ぞ知るバンガー・シスターズ。
あれから時は流れて。
彼女たちは、全く別々の人生を歩んでいました・・・。
場末のライブハウスで働く、スゼット
楽しかった日々を過去と割りきれない、スゼット。
あるとき、クビを言い渡されてしまいます。
相棒のヴィニーが懐かしくなって、彼女を訪ねる旅に出ることにしました。
何才になろうと天真爛漫。自由奔放に生きるスゼットを、ゴールディ・ホーンが、キュートに演じています。
弁護士の奥様で良妻賢母な、ヴィニー
過去の自分を封印して、地元の名士となるべく本当の自分を隠して生きる、ヴィニー。
とても窮屈そうに見えますが、これが現実だと言われている気がして・・・。
心に葛藤を抱えたヴィニーを演じきったのは、スーザン・サランドンです。
自分らしく生きるなんて、そんなこと無理なのかなぁ・・・と、ショボくれたのは、観ている私。
ちっとも、はっちゃけてない!と思われた、あなたへ
お待たせしました。
このあと、あっと驚く展開が起こります。
感動的な映画、だけでは終わりません。
スーザン・サランドンが好きな私は、自分を隠しているときの老け込んだ表情との落差に、気分がスカッとしました。
複雑な感情を持っているのが、人間なんだな・・・と、心の底から実感できる映画です。