映画【タイタニック】名場面がギュッと詰まったミュージックビデオ

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セリーヌ・ディオンが歌う「MY HEART WILL GO ON」のミュージックビデオ。
3時間を超える『タイタニック』の名場面が、ギュッと凝縮されてるみたいで好きなんです。

ジャックとローズ笑ってるとこ、驚いてるとこ、幸せそうにしてるとこ。

友達と「このシーンは、どこだ?」クイズをしては、ああでもないこうでもないって盛り上がってました。

あなたは、お好きですか?

「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は難解?

英語が得意じゃない私。
この曲、何度も聴いてるものの、よく分からないところが多々ありまして。

それなのにミュージックビデオを観てると、なぜかスッと頭に入るんですよね。
そういうことかって、気付かせてもらえる感じと言いますか……。

セリーヌ・ディオンが、スタジオに組まれたセットで歌う歌唱シーンと。
『タイタニック』の名場面の映像と。
絶妙なタイミングで切り替わる構成のミュージックビデオ。

「MY HEART WILL GO ON」は、おばあさんになったローズが、人生を振り返ってる歌なのかもしれません。

自分らしく生きることを諦めない。
そのきっかけとなった思い出を生涯、心の中に秘めておく。

そんな決意を歌ったものだとしたら。
この曲に込められた意味が、胸にストンと落ちました。

たとえば「Once more you open the door」からの3行

比喩的表現から始まる、いわゆるサビの後半部分ですね。

Once more you open the door
And you’re here in my heart
And my heart will go on and on

ちょっと分かりにくいと言うか、腑に落ちないと言うか……。
心がモヤッとしてたんですが。

久しぶりにMVを観て「あぁ、なるほどな」と、ようやく理解できまして。
ますます彼らが大好きになりました。

「Once more you open the door」

「もう一度、あなたはドアを開ける」
という意味だろうと思うんですが……。

ジャックはローズに一目惚れしてますよね。
「もう一度」どころか、最初っから最後まで。
彼の心の扉は、開きっぱなしだったのでは?
ジャックがローズに対して心を閉ざすなんて、ありえないのにな。

長年ず~っと、そう感じておりました。
バカだな私。
ジャックが開いたドアは、ローズの心の扉だったんですね。

「私、飛んでるわ」の場面

この曲の、サビの5行は同じ歌詞。
ミュージックビデオの映像は、同じではありませんね。
このフレーズ、一度目は……

Once more you open the door

セリーヌの歌唱シーンから、「私、飛んでるわ」の場面に切り替わります。

ジャックを信じて、目を閉じたまま、船首の柵に上るローズ。
目を開けていいと言われたとき、彼女は両手を大きく広げてました。
ほんとに飛んでいるみたい。

初めて目にする光景は、彼女にとって「open the door」な体験だったでしょうね。

名場面てんこ盛りなミュージックビデオ。

手元の時計で、4分36秒でした。
いろいろ解釈できますし、なにより名場面がギュッと詰まってる。
『タイタニック』が大好きな私。
何度も観たくなるものが、またひとつ増えました。

『タイタニック』は

1997年に作られた、アメリカ映画です。

【監督】ジェームズ・キャメロン
【出演】レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、デビッド・ワーナー、フランシス・フィッシャー、キャシー・ベイツほか。

【主題歌】セリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」
(作詞:ウィル・ジェニングス、作曲:ジェームズ・ホーナー。)