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ハラハラ ドキドキしたい あなた。
予備知識ゼロで観た方が、より楽しめるかも知れません・・・。
『コードネーム U.N.C.L.E.』は
2015年に作られた アメリカとイギリスの合作映画です。
監督は、ガイ・リッチー。
出演は、 ヘンリー・カヴィル、アーミー・ハマー、アリシア・ヴィキャンデル、シルヴェスター・グロート、ほか。
原題は『THE MAN FROM U.N.C.L.E.』。
アメリカのテレビドラマ『0011 ナポレオン・ソロ』の、リメイク作品でもあります。
1963年。ベルリン、国境検問所。
パリッとしたスーツ姿の男性が、西から東へ やって来ました。
自動車整備工場へ向かった彼は・・・。
この映画には 死角はないのかな?
スパイが登場する映画が好きなら、間違いなく楽しめると思います。
かっこいいのりものが 次々に出てきますし、1960年代のファッションも ふんだんに見られます。
相性最悪な者同士が、絶妙なコンビネーションをみせるバディムービーでもあり、ソリがあわない男女が、いつの間にやら「いい雰囲気」になるラブストーリーでもあり・・・。
おまけに。映画の舞台は、東西ドイツだけでは ありません。
ローマの街並みや地中海など、絶景を背景に、目覚ましい活躍ぶりを見せてくれるのです。
時代背景は どうなってるのかな?
1960年代前半と言えば、東西冷戦真っ只中。
「東西冷戦の象徴」とも言われ、1989年に崩壊した「ベルリンの壁」が建設されたのは、1961年でした。
「東西冷戦」とは、ざっくり言いますと、資本主義・自由主義 VS. 共産主義・社会主義。
「米ソ冷戦」とも呼ばれたそうです。
「ナポレオン・ソロ」と「イリヤ・クリヤキン」
元アメリカ陸軍の軍曹と過酷な少年時代を生き抜いたロシア人。
お互いの第一印象は最悪でしたが、それぞれ尋常じゃない魅力と実力を持っていました。
とにかくカッコいい この2人にも、「冷戦」は勃発するのでしょうか!?
ガイ・リッチー監督らしい「スタイリッシュ」な映画です。
が、泥臭いところがあったり、笑ったり、ホロリと させられたり・・・。
大好きな作品です。