【スポットライト 世紀のスクープ】マイケル・キートンの名演技に引き込まれました。

『スポットライト』は、いろんな意味で「難しい」映画だと思うのです。

2時間を超える、実話に基づく物語。
見所の多い作品なので、お勧めポイントを絞ることさえ たやすく出来ません・・・。

難役を好演する、マイケル・キートンに ほれぼれしたいあなたには、ぜひともオススメしたい1本です。

『スポットライト 世紀のスクープ』は

2015年に作られた アメリカ映画です。
監督は、トム・マッカーシー。
出演は、マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムスほか。
原題は『SPOTLIGHT』です。

2001年7月。
アメリカのマサチューセッツ州ボストン。

地元の新聞社が発行する「ボストン・グローブ」紙「スポットライト」欄は、掲載予定のネタを後回しにして、「ゲーガン事件」について取材を始めることになり・・・。

「スポットライト」欄の デスク。

マイケル・キートンが演じたのは、ベテラン記者のウォルター・ロビンソンです。

親しみを込めてロビーと呼ばれる彼は、気のきいたスピーチだって お手のもの。
人望が厚く、「生まれも育ちもボストン」なこともあり、豊富な人脈をも持っています。

新局長と初めて会ったとき、「君がスポットライト欄のデスクって訳だ」と聞かれたロビーは、こう答えます。

「自分じゃ、選手兼監督のつもりですが。」

まだまだ序盤の、何気ないシーンのように感じられますが、すごく重要な場面だと思うのです。

ネタバレにならないよう、ふわっと ご説明しますと・・・。

先に到着していた、マイアミから来たバロン局長が読んでいたのは「バンビーノの呪い」について書かれた本でした。

野球の話から、ボストンとボストン・グローブ紙の話を経て、スポットライトについて会話が続いていくのですが・・・。

何気ない世間話から局長の本意をチラリと見る、「ベテラン記者の取材力」とは このことか!と実感させられる場面でした。

ちなみに「デスク」というのは(新聞社にも よるかとは思いますが)一般的に、「任された紙面」に載せる原稿をチェックしたり、取材の指揮をしたりする、重要なポストだそうです。

真っ向勝負し続けるロビーの真意

残酷で許されない・・・、扱いの難しい題材を描いた『スポットライト』。

「ボストン・グローブ社」の「ある出来事」の「真相を推理する」ことも、見所のひとつだと思っています。

マイケル・キートンが圧巻の名演技をみせる、指折りの優れた作品です。


はろこ

選手兼監督。采配もするし現場にも出る。
ロビーの、記者としての自負が感じられる、いいセリフだなあ。
のちのち重要な出来事にも繋がるのですが、それは秘密です。