映画【おにいちゃんのハナビ】片貝まつり花火大会!高良健吾と谷村美月が兄妹を演じ事実を基に作られた映画です

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『おにいちゃんのハナビ』

まずは映画について、ザックリとご紹介しましょう。

数年前。
とある事情で、東京から片貝町(かたかい まち)に引っ越してきた、4人家族の須藤さん
高校生のと、長男の太郎を中心に、時に厳しい現実を、ほっこり柔らかく思いやりたっぷりに描いた作品だと感じました。

片貝まつりもサクッとご紹介。

毎年9月9日・10日。
その日が何曜日だろうとも。
たとえ、ちょっとぐらい雨が降ろうとも。
新潟県小千谷市片貝町は、お祭りの熱気に包まれます。

浅原神社秋季例大祭奉納大煙火
(あさはらじんじゃ しゅうき れいたいさい ほうのう だいえんか)
片貝まつりの日なんですね。

400年の伝統を誇るお祭りのある、人口5千人あまりの町を舞台にしております。

映画の始まりは、平成21年9月9日。

華のお父さんは、個人タクシーの運転手さんです。
映画の冒頭。
華とお母さんは、お父さんが運転してる須藤タクシーに乗っていますね。
自宅までの道すがら、なにやら道路は大にぎわい。

町中、お祭りムードいっぱい!

たくさんの山車(だし)が、町内を練り歩いていますので、空いてる車線は片側だけ。
もちろん山車が最優先。車はノロノロ運転ですが、みんな笑顔で楽しそうなんです。

なんか大きい、あの筒。
もしかして、あれで花火を打ち上げるの?
こっちの山車には、樽の上に乗せられた玉。
世界一 四尺玉って書いてあります。
他にも、二尺玉、三尺玉、もっと小さいのも見えますね。
いやいや。そう感じるのは、他のと一緒に並んでるからじゃない?
ちっちゃく見えても、けして小さくないんだろうな・・・?
ところで、世界一って、どういう・・・?

この映画を観て片貝まつりのことを知った私。
見るもの聞くもの初めてだらけで、ワクワクが止まりません。

ひときわ賑やかなお囃子と共に登場する成人会!

スクリーンの中で、華も目を輝かせながら、車窓越しの山車に釘付けになってます。

ひときわ賑やかなお囃子と共に、元気いっぱいに躍りながらやって来る一団が!
手作り感満点の山車と共に登場した彼らを、お母さんは成人会!って呼んでいました。

華の、お父さんとお母さん。

お母さんを演じているのは、宮崎美子さん。
お祭りに対するワクワクと、娘の帰宅を心から喜んでる感情が、観ている私にも伝わってきて、なんだかジーンとくるものが・・・。
まだまだ冒頭なんだけどな。

お父さんを演じられたのは、大杉漣さん。
たくさんの作品に出演され、さまざまな役柄を生きてこられた、優れた俳優さん。
いろんなタイプのお父さん役を思い出してしまいますね。

『おにいちゃんのハナビ』の須藤邦昌は、家族思いで優しくて、でも太郎くんには少し不器用に振る舞ってしまうのかな・・・?
邦昌お父さんは、人間味あふれる素敵なお父さんでした。

しばらく出てこない、お兄ちゃん。

高良健吾さんが演じたのは、華の兄須藤太郎(すどう たろう)くん。

須藤家のご紹介をするつもりが、うっかり延々、片貝まつりを語ってしまいました。
ごめんね、お兄ちゃん。

映画の序盤。
彼の卒業証書がバーンと出てくるんです。

須藤太郎。平成二年八月二十五日生。
右は本校普通科の課程を卒業したことを証する。
平成二十一年三月十六日。
新潟県立明星高等学校。

この場面。
太郎くんの声は小さくて、耳を澄ませても聞き取れなくて。
唇を読もうにも、あんまり顔を上げてくれません。

『おにいちゃんのハナビ』は

2010年に公開された、日本映画です。
監督は、国本雅広。
出演は、高良健吾、谷村美月、大杉漣、宮崎美子、小出早織、尾上寛之、渋谷謙人、岡本玲、剛力彩芽、広瀬麻百合、佐藤隆太、佐々木蔵之介、塩見三省ほか。

脚本は、西田征史。
音楽は、小西香葉、近藤由紀夫。
主題歌は、藤井フミヤの『今、君に言っておこう』です。

花火大会というと、ついつい7月8月に行われるイメージがありまして・・・。
片貝まつりは、まだまだ終われない夏っていう感じもしますし。
奉納煙火。いろんな事を思い起こして、泣いてしまいそうです。