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「猫の日」は、国によって様々だそうですが、日本の「猫の日」は2月22日ですね。
猫がメインキャラクターの時代劇といったら・・・。
『劇場版「猫侍」』
2014年に公開された 日本映画です。
監督は、山口義高。
出演は、北村一輝、蓮佛美沙子、戸次重幸、横山めぐみ、小野寺昭ほか。
2013年10月から放送されたテレビドラマ版を、「完全独立オリジナル・ストーリー」で映画化した作品です。(ドラマ版の監督は、渡辺武。)
幕末の江戸。
斑目久太郎は「まだら鬼」の異名を持つ剣豪ですが、仕官が叶わず「傘張り」の内職で細々と暮らしています。
ある日、大金と引き換えに「猫を暗殺してほしい」という、奇妙な依頼が舞い込んで・・・。
「犬派」と「猫派」の「仁義な」くもない「戦い」
犬をこよなく愛する米沢一家、の若頭 米沢三郎太が、大抗争の発端です。
戸次重幸さんが、絶妙に演じました。
・・・米沢一家の親分さんは、本当に犬が好きなんですよね。
「玉之丞を斬る」なんて、どだい無理な相談です。
「猫派」相川一家の親分さんが飼っているのが、白猫の玉之丞(たまのじょう)です。
美しくて愛くるしくて。
つぶらな瞳に見つめられたら、どんな鬼でもイチコロです。
あなごさん、さくら(若)さん、さくら(大人)さん。
シーンによって「3匹のにゃんこ」が、玉之丞を演じ分けていたそうです。
こわ~い顔の、かつて「百人斬り」と恐れられた浪人。
斑目久太郎(まだらめ きゅうたろう)を演じたのは、北村一輝さん。
北村さんを初めて知ったのは、たしか大河ドラマ『北条時宗』の「平頼綱」役だったと思います。
とにかくこわいというイメージが強烈すぎて・・・。
強面の斑目久太郎が、あれほど丁寧に玉之丞を抱き上げるなんて、とっても意外だったのですが、さらに意外な展開が・・・。
テレビドラマ版からの『猫侍』ファンなのですが・・・。
斑目久太郎が歌う『まだら鬼のテーマ』が、最高なんです!
北村さんを「こわい」と思えなくなりました。