映画【クーパー家の晩餐会】豪華なキャストによるクリスマスのハプニングを描いた群像劇

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クリスマスイブの夜、親族みんなで、ごちそうを食べる。
近頃なかなか見られない、アットホームな情景ですが……。

家族だからこそ嘘や秘密・やっかいごとを抱えた人々を描いた、クリスマス映画です。

『クーパー家の晩餐会』の、あらすじ。

12月24日の朝。
家々の庭先に、バリエーション豊かなスノーマン。
街中の、あちらこちらにサンタさん。
クリスマスムードたっぷりです。

みんな、とっても幸せそう。
クーパー家の人々も愛と平和に包まれている、はずなのですが……。

4世代11人と1匹。それぞれの秘密。たとえば、シャーロット。

完璧を求めがちな、シャーロット。
クリスマスディナーの準備は、万端です。
何代も前から伝わる秘伝のレシピで作った料理は、例年通り。
どれも、ほんとうに美味しそう。

みんなが集まるクリスマス。
くつろげる家には、ツリーやリース・キャンドルなど、これまた完璧なデコレーション。
とても素敵で、憧れます。

シャーロットは、家庭も音楽教師としても、完璧で幸せな人生だったのですが……。

子供たちが独立したあと、夫婦の会話は減る一方
小さな行き違いは、やがて修復不可能となり。

今夜が、最後の晩餐会になるかも知れない。
シャーロットは、誰にも言いたくない秘密を抱えていたのです。

しっかり者で、ユーモアもあって、才色兼備なシャーロット(ダイアン・キートン)。

シャーロットは、夫のサムと、愛犬ラグスと暮らしています。

スープの冷めない距離に住んでる、息子のハンク
遠い街にいる、娘のエレノア
敬愛する父バッキーも、健在。
3人の孫とも、親密です。
妹のエマとは、会えばケンカになりますが。

クリスマスイブの夜。
今年もにぎやかなごやかな、いつも通りのディナーになるはずでした。

彼女の絶望は、想像もつかないくらい、深くて大きいんでしょうね。

登場人物全員が、嘘や秘密・やっかいごとを抱えています。
聖夜に奇跡は起きるのでしょうか。
おかしくて、切なくて、心温まる作品です。

『クーパー家の晩餐会』の、スタッフ・キャスト・製作年など。

【監督】ジェシー・ネルソン
【脚本】スティーヴン・ロジャース
【音楽】ニック・ウラタ

【出演】アラン・アーキン、ダイアン・キートン、ジョン・グッドマン、マリサ・トメイ、アンソニー・マッキー、オリヴィア・ワイルド、ジェイク・レイシー、アマンダ・セイフライド、エド・ヘルムズ、ティモシー・シャラメ、マクスウェル・シムキンスほか。
【声の出演】スティーヴ・マーティン

【製作年・国】2015年、アメリカ。
【原題】『Love the Coopers』

ダイアン・キートンのみならず。
登場人物それぞれ、魅力を感じました。
私が一番ドキドキしたのは、エレノアとジョーの物語。
素敵だなぁ。
ほかにもエマや、ボー等々。
心に残る名場面が、たくさんありました。