【幸福な食卓】大浦勉学から前髪クネ男まで。別人になりきる勝地涼に驚かされました。

映画を観ながら「この俳優さん、あの作品にも出てたなぁ」って思うこと、ないですか?

後になって「えっ、同じ俳優さんだった?」
ハッと気付いて、ブワッと鳥肌が立ってしまったことは、ありませんか?

『幸福な食卓』は

2007年に公開された、日本映画です。
監督は、小松隆志。
出演は、北乃きい、勝地涼、平岡祐太、羽場裕一、石田ゆり子、さくら、中村育二ほか。

脚本は、長谷川康夫。
原作は、瀬尾まいこの小説『幸福な食卓』。
主題歌は、Mr.Childrenの『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』です。

中原佐和子は、中学生です。
ほかのご家庭同様、中原家には、風変わりなルールがありました。
朝ご飯は、全員そろって食べること。

佐和子にとっては「ちっとも合理的でない、面倒な習慣」です。
なぜなら「みんなが重要な決心や悩みを、朝食時に告白する」から、「重い心地になったり、衝撃を受けたりしながら、一日を迎える」ことになるから・・・。

そのことを、春休み最後の日にも、痛感することになりました。

「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」

同い年の、大浦くん。

勝地涼さんが演じたのは、大浦勉学(おおうら べんがく)君です。

勉学という名前を、事あるごとにイジラレますが、誇らしそうにも見受けられます。

(私の)大浦くんの第一印象は、暑苦しくて、図々しくて、好戦的な、オジサンっぽい男の子でした。
(ごめんね、大浦くん)

ところが、物語が進んでいくうちに・・・。
明るくて、優しくて、懐が深い、ポジティブなムードメーカーだと、感じるようになりました。

中学生から高校生になる、多感な時期。
佐和子には、とても抱えきれないような、いろんなことが起こります。
そんなとき、近くに真っ直ぐな少年が、いてくれる。
大浦くんの存在は、本当に大きいのですが・・・。

なかなかのインパクトで始まる『幸福な食卓』。
私にとっては、終盤が、より衝撃的でした。

エンディングで流れているのが『くるみ』だと、分からなかったくらいです。
頭の中が真っ白になるって、こういうことなんだなぁ・・・、という結末でした。

ところで、前髪クネ男って?

前髪クネ男自体は 、『幸福な食卓』とは関連ありません。

彼は、テレビドラマ『あまちゃん』の登場人物です。

2013年4月から、約半年間放送された朝ドラの終盤で、主人公の仕事仲間(と言っていいものか)として登場する、イケメン俳優
れっきとした名前があったはずですが、主人公から前髪クネ男とニックネームをつけられてしまいます。
この役を演じたのが、勝地涼さんでした。

似ても似つかない、キャラクター。

『あまちゃん』を観ている間も、終わってからも。
『幸福な食卓』のことを思い返したときも。

前髪クネ男と勝地さん、大浦くんと勝地さんは、ちゃんと結び付くんですが・・・。

なぜか、大浦勉学=前髪クネ男に、なりません。

ところが、昨年末。
テレビ番組『おやすみ日本 眠いいね』を観ておりましたら・・・。
突然、ハッと気付いて、ブワッと鳥肌が立ってしまいました。

役者さんって凄い、と心から思った瞬間です。


はろこ

『おやすみ日本 眠いいね』の冒頭で、前髪クネ男を観た途端、眠気がふっ飛んでしまいました。
『幸福な食卓』を、このタイミングで観たら、また違った印象を持つのかも知れませんね。