【グレートレース】趣向を凝らしたオープニングに、ワクワクしました。

遊び心いっぱいで、いろんなものを思い起こしてしまう、珠玉の名作なのです。

『グレートレース』は

1965年に作られた、アメリカ映画です。
監督は、ブレイク・エドワーズ。
出演は、トニー・カーティス、ナタリー・ウッド、ジャック・レモン、ピーター・フォーク、キーナン・ウィン、ドロシー・プロヴァイン、アーサー・オコンネル、ロス・マーティンほか。

脚本は、アーサー・ロス。
音楽は、ヘンリー・マンシーニです。

20世紀の初め。
さまざまな大記録に挑戦&成功する、グレート・レスリー
世界中の注目を集める、人気者です。

あるとき。
レスリーは、大がかりな自動車レースの開催を、提案するのですが・・・。

まずは、OVERTURE。

冒頭から、遊び心が際立っています。

画面にババンと、OVERTUREの文字。
序曲ですね。
トランペットなど管楽器を主とした、陽気で軽快な音楽から、はじまりはじまり。

・・・あれ?

まだ見ぬ名場面集と思われる静止画と共に、ノスタルジックな歌まで流れます。
序曲というより、終曲です。

いやいや。
ちょっと長めのオープニング・クレジットだと考えれば、それほどビックリすることでもないかな・・・。
さあ、いよいよ本編だ、と思ったところで
オープニング・クレジット。

これが、絶品なんです。
手の込んだ、趣向を凝らした作りに、ワクワクが止まりません。

「ONE MOMENT PLEASE(少々お待ちください)」

という挿し絵が途中で入りますが、ずっと観ていたいほどの、ハイ・クオリティ。

ヘンリー・マンシーニの音楽も、素敵です。

頭の中で止まらない、連想ゲーム。

私は、イギリスのコメディ『モンティ・パイソン』が好きなんですが・・・。

『グレートレース』冒頭の、作り込まれた挿し絵のスライドを観て、テリー・ギリアムを思い出してしまいました。

テリー・ギリアムは、映画監督であり、アニメーターであり、モンティ・パイソンの一員でもありました。

そこから、『モンティ・パイソン』と言えば、吹替版も絶品だったなぁ・・・。
と、エリック・アイドルの日本語吹替をなさった、名優広川太一郎さんを連想して。

広川太一郎さんと言えば、トニー・カーティスの吹替も担当しておられたなぁ・・・。
と、懐かしく思い出していたら。

輝く白い歯、白い服に身を包んだグレート・レスリー=トニー・カーティスが、華々しく登場!

あんまりタイミングがバッチリだったので、抑えきれずに、吹き出してしまいました。


はろこ

この映画。私は字幕版を観たんですが、後になって、吹替版があることを知りました。
レスリーの吹替は、広川太一郎さんだそうです。
ああ、観たい!