【ガリバー旅行記】リリパット王国の技術力がスゴい。友達って いいな。

スウィフト原作の『ガリバー旅行記』かと思いきや、主人公レミュエル・ガリバーによる「リリパット王国旅行記」でもありました。

『ガリバー旅行記』は

2010年に作られた アメリカ映画です。
監督は、ロブ・レターマン。
主演は、ジャック・ブラック。共演は、クリス・オダウド、ジェイソン・シーゲル、エミリー・ブラント、アマンダ・ピートほか。

ジョナサン・スウィフトの風刺小説『ガリヴァー旅行記』を基にしています。

ガリバーは、NYトリビューンのメール係。
この道10年のベテランです。

配属されてきた新人のダンに、各フロアの注意事項も織りまぜながら仕事を教えていきます。
奇遇にも、旅行記者のダーシーと、バッタリ出会いました。
実は、ガリバーはダーシーに想いを寄せているのです。

偶然を装っていますが、初対面のダンに見抜かれるくらい、恋心がバレバレです。

その日の夕方、なんとメール室長に昇進したダンから、散々ダメ出しを食らったガリバーは・・・。

一癖あるけど「いいヤツ」ばかりです。

大先輩のガリバーに、こっぴどくダメ出しするダンですが、悪いヤツではありません。

勤務時間中に、メール室でギターをかき鳴らすガリバー先輩は、どうみてもダメダメです。言い方はシンラツでしたが、言い分は真っ当です。

ガリバーとダーシーの仲を取り持つために、乗っているエレベーターから「そうだ、閉所恐怖症だった」と作り事を言って降りる、いいヤツです。

リリパット王国は どこですか?

ダメ出しされて奮起したものの、ダーシーに作り話をしてしまうガリバー。
なんやかんやで単身、バミューダ諸島を取材旅行することになります。

バミューダと言えば「魔の三角海域」。バミューダ・トライアングルの謎を思い浮かべてしまいます。

計器トラブルに、猛烈な荒波。
海に投げ出されるガリバー。

ようやく意識が戻ってきますが、身動きとれないみたいです。

ガリバーが目を開くのに合わせて、観ている私にも状況が分かってきます。

リリパット王国!

この映画は、オープニングクレジットやガリバーの自宅など、すごく手が込んでて素敵です。
冒頭からワクワクが止まらないのですが、リリパット王国が すごいんです。

ジオラマ? CG? どうやって作ったの? どうやって撮影したの? もっと みたい!と思わせてくれるだけでなく・・・。

我らが王国 リリパット。世界一(広大で)偉大な国。

敵対しているブレフスキュ王国と、サイズ感が同じなので、広大なのかも知れません。
リリパット王国の技術力はスゴいです。おそらく世界一、偉大です。

なんやかんやで国王のピンチを救い、ガリバーは英雄になります。

リリパット王国の人々に、家を造ってもらう内に、すっかり仲良くなります。
気さくに挨拶を交わす彼らが造る物は、ガリバーの自宅とほぼ同じ。ガリバーサイズです。

親友になったホレイショが、「ホームシアターの準備オッケー」と案内してくれますが、立派な映画館です。みんなで一緒に観られます。

ニューヨークの街も再現されていきますが、さすがにリリパットサイズです。
これも素敵なのですが、ガリバーの説明だけで、これらを造り上げるなんて、本当にすごい。

親友のホレイショが「いいヤツ」なんです。

漂着直後、リリパット王国で、ケダモノ呼ばわりされるガリバー。
「ケダモノは やめろ。巨人だって傷つく」と落ち込みます。

どこからか声がしました。「皆が ひどい呼び方を。あなたはケダモノじゃない」

取るに足りない罪で、先に投獄されていたホレイショです。
「あなたが来るまで 僕は一番 ノッポだった。だから分かるんだ」

ガリバーの気持ちに寄り添うホレイショが いいヤツで、ジーンとする場面と笑える場面とのバランスが絶妙でした。


はろこ

栄えある第31回ゴールデンラズベリー賞の最低主演男優賞に、ジャック・ブラックがノミネートされた事も当時話題になりました。
私も大好きな作品のひとつです。