映画【銀魂】六代目中村勘九郎さんもスゴかった!ゴリラ感ハンパない近藤勲が必見です

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『銀魂』は、楽しくてホロリと泣ける、エンターテインメント作品です。

週刊少年ジャンプで連載されていた大人気コミックを基に、SF・時代劇・ギャグ・人情・アクション。てんこ盛りで実写化した映画の第一作です。

原作者空知英秋が生み出した魅力的なキャラクターが、豪華なキャストの見事な演技で、スクリーン狭しと大活躍。

銀魂初心者の私ですが、おもいっきり楽しめました。

真選組局長、近藤勲。

不動の局長かつ新八の姉、妙のストーカー。
通称ゴリラの、真選組局長近藤勲

体中にハチミツ塗りたくって、突っ立って登場しました。

すごすぎる。
見た目のインパクトはもちろんですが、その立ち姿。バランス感覚、ハンパない!

「見ての通り、私は樹木だ。話しかけても、ムダだ」

森の中で、偶然ばったり目撃されて。主人公一行に、さんざんからかわれるんだけど、その間ずーっと同じ体勢なんです。

両手をそれぞれ真横に伸ばして、右ひざは腰と同じ高さ。左足一本で立ったまま、セリフを言ったり演技したり。

勘九郎さん、何分間あの姿勢をキープしてたんでしょうね。
だんだん、バランス取り続けるのもキビシクなったのか、ゆらゆら~っとするんだけど。
転びそうな感じは、まるでなく。安定してると言っていいですよね、あれ。

そのうえ、足元は裸足でした。
木立の間の、山道に立っているので、あれは落ち葉なのかな?
とがったものはなさそうですが、ダイレクトにも程がある。

しかも、このあと。あの姿のままダッシュしたり、吹っ飛ばされたりするんです。
さすがに走ってるシーンでは、何か履いてるのかもしれませんね。
それでも、全身テッカテカ。

私は歌舞伎にも詳しくないんですが。
足腰の強さやバランス感覚など、厳しいお稽古によるものなんでしょうね。
いつか、この目で歌舞伎を見たくなりました。

生きるも死ぬも、お前らと一緒。

ゴリラや樹木は、真の姿ではありません。
真選組の局長として、カッコイイ場面もちゃんとありますね。

土方や沖田から報告を受け、テキパキ指示を与える場面。
道場での、素振りのシーン。
剣の腕前も、さぞや・・・と思えるものですし。

「さて、鬼退治と行こうじゃねぇか」までのクダリも、めっちゃ男前だったんですけど・・・。
もっともっと活躍するところが見たいなあ。

残念ながら私はまだ、『銀魂2』を観ることが出来てません。
ただいま絶賛公開中の第二作でも、近藤さんは大活躍のようですね。
ああ、早く観たい!

私は漫画の実写化には、あんまり良いイメージを持ってないんですが。
『銀魂』は、作り手の愛情を十二分に感じられる、極上のエンターテインメント・ムービーでした。

『銀魂』は

2017年に公開された、日本映画です。
監督・脚本は、福田雄一。
出演は、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、岡田将生、中村勘九郎、柳楽優弥、吉沢亮、長澤まさみ、ムロツヨシ、堂本剛、新井浩文、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、早見あかり、山田孝之ほか。

原作は、空知英秋の『銀魂』。
音楽は、瀬川英史。
主題歌は、UVERworldの『DECIDED』です。

私が『銀魂』で一番好きなキャラクターは、桂小太郎です。
岡田将生さんが演じたヅラじゃない桂も、見どころ満載でした!