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「愛が何かも分からない……」
憔悴しきったアナの言葉を聞き取って、オラフは優しく励ましました。
オラフの言葉がなければ、王国は氷に閉ざされたままだったでしょう。
真実の愛を教えてくれたオラフの名言に、私は心のあたたまる思いでした。
『アナと雪の女王』の、あらすじ。
昔々、アレンデール王国に、とても仲のよい、二人の王女様がいました。
姉のエルサは、生まれつき不思議な力を持っていて、触れるものを凍らせることができるのです。
雪や氷を自在に作り出す、魔法の力でした。
妹のアナは、姉と遊ぶことも、姉の魔法も大好きでした。
ある夜のこと。
目が覚めてしまったアナは、エルサの部屋に突撃。
眠っている姉を躍起になって起こします。
「雪だるま作るのは、ど~お?」
二人は大広間で、スケートしたり、雪だるまを作ったり。
エルサの魔法で、楽しく遊んでいました。
ところが、ちょっとしたアクシデントで、エルサの魔法がアナの頭に当たってしまいます。
騒ぎに気づいて、大広間に駆けつける王様と王妃様。
書物を調べた国王は、家族4人でトロールの長を訪ねました。
魔法を全て消し去ることで、一命をとりとめるアナ。
国王はエルサを守るため、手を尽くします。
力を抑えられるようになるまで、城の門を全て閉ざし、召し使いを減らし、できるだけ人に会わせず、周りの目から力を隠す。
その日から、アナはエルサに会えなくなりました。
数年が経ち、両親が亡くなっても、エルサとアナが一緒に過ごすことはありません。
今日はエルサの戴冠式。
朝からワクワクが止まらないアナ。
不安でたまらないエルサ。
夏を迎えたアレンデール王国は、凍てつく雪の王国へ変貌してしまいます。
真実の愛。キーマンは3人?
姉妹の、ちょっとした言い争いのはずでした。
ところがヒートアップして、エルサは魔法を暴走させてしまいます。
ついには、アナの心まで凍りついてしまう事態に。
アナを救うため、王国が夏を取り戻すため、必要なものは真実の愛でした。
ハンス王子
ハンスは隣国、サザンアイルズ王国の第13王子。
アナやエルサより、年上のようですね。
長らく閉ざされていた、城の門が開けられた日。
開放的な気分になったアナが、入り江で出会った男性がハンス王子でした。
姉の戴冠式の日に、アナはハンスと婚約。
そのことで姉妹は口論になり、エルサの魔法が暴走するきっかけを作ってしまいます。
出会ったその日に恋に落ちるプリンセスは、アナだけではありませんが……。
ハンス王子は爽やかすぎて、ちょっぴり怪しい?
クリストフ
アレンデール王国のはずれにある、山の中で暮らしているクリストフ。
切り出した氷を売って、生計を立てています。
背が高くガッシリした体格の青年で、アナより年上、エルサと同じくらいの年齢。
トナカイのスヴェンとは、クリストフが幼い頃から一緒です。
偶然、アナと出会ったクリストフ。
成り行きで、アナと共に、エルサを捜す旅に出るのですが……。
アナから、ハンス王子との恋のきっかけを聞いたクリストフ。
ビックリしたり、あきれたり、お説教まで始めちゃいます。
いいひとだなぁ。
オラフ
オラフは陽気で優しい、雪だるま。
お城を飛び出したエルサをさがしに行く、アナ。
道中、山の中でアナとオラフは出会います。
元々は、エルサとアナが、幼い頃に雪遊びしてて作ったもの。
そのときは、何の変哲もない、普通の雪だるまでした。
「愛っていうのは……」
「真実の愛で、アナを助ける」という、オラフ。
愛のこと分かってないアナに、優しく告げました。
「Love … is … putting someone else’s needs before yours.」
「愛っていうのは、自分より、ひとのことを大切に思うことだよ。」
オラフの言葉を聞いて、すぐにはピンと来ない様子のアナ。
オラフに励まされ、最後の力をふりしぼるように、立ち上がります。
アナと王国を救ったのは、真実の愛でした。
そのきっかけになったのは、オラフなんだと思えるのです。
『アナと雪の女王』の、スタッフ・キャスト・製作年など。
【監督】クリス・バック、ジェニファー・リー。
【脚本】ジェニファー・リー
【音楽】クリストフ・ベック
【歌曲】ロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス。
【主題歌】イディナ・メンゼル「レット・イット・ゴー」
(松たか子「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」)
【声の出演】クリステン・ベル、イディナ・メンゼル、ジョナサン・グロフ、ジョシュ・ギャッド、サンティノ・フォンタナ、キーラン・ハインズ、モーリス・ラマルシェ、ジェニファー・リーほか。
【日本語吹替版】神田沙也加、松たか子、原慎一郎、武内駿輔、津田英佑、安崎求、根本泰彦、最所美咲ほか。
【製作年・国】2013年、アメリカ。
【原題】『FROZEN』
真実の愛は、ちょっと意外でした。
新しい魅力と言いますか、新鮮だなって思いました。
たくさんの名言を持つ、オラフ。
演じたのは、ジョシュ・ギャッド。
実写版『美女と野獣』で、ル・フゥを演じてましたね。
素敵な歌声が堪能できる『アナと雪の女王』も素晴らしい。