映画【Re:LIFE~リライフ~】人生うまくいかないなぁと落ち込んだときドンマイって寄り添ってくれるような映画です

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何をやっても裏目に出て、泣きたくなったこと、ありませんか?

そんな気持ちを紛らせてくれたのは、不器用だけど心優しい人たちでした。

『Re:LIFE~リライフ~』は

2014年に作られた、アメリカ映画です。
監督は、マーク・ローレンス。
出演は、ヒュー・グラント、マリサ・トメイ、J・K・シモンズ、クリス・エリオット、アリソン・ジャネイ、ベラ・ヒースコート、スティーブン・カプランほか。

脚本は、マーク・ローレンス監督。
音楽は、クライド・ローレンス。
原題は、『The Rewrite』です。

若くしてアカデミー賞を受賞した、映画脚本家のキース。
あれから15年。長いスランプに陥って、NGを出される日々の連続です。
ハリウッドから遠く離れた街にある大学で、講師をすることになるのですが・・・。

ヒトゴトとは、思えない。

映画の冒頭。
主人公のキース・マイケルズは、ほんとうにダメダメです。

ヒュー・グラントの巧さが光ると言いますか、この配役はズルいよなぁと言いますか・・・。

キースの態度は、さながら無礼の見本市。
スランプが長引くと、こうまでやさぐれてしまうの?と、問い詰めたくなるほどヒドいんです。

いつだって、やり直せる。

キースは、たくさんの出会いのなかで、大切なものを見つけるのですが・・・。

私なら、ホリーにそばにいてほしいなぁ。

マリサ・トメイが演じるホリーは、働きながら大学に通うシングルマザーです。
「苦労人だから好きなの?」と言われそうですが、私の思う彼女の魅力は、それだけではありません。

前向きで、機転が利いてて、度量が大きくて、なによりキュートなところが、素敵なんです。

選択肢は無限にある、のかも。

もちろん、この映画を観た人の数だけ、いろんな思いがあることでしょう。

この作品にも、キースやホリーだけでなく、魅力あふれる人々が、たくさん登場します。

映画のなかの彼らも、あっちへぶつかり、こっちへぶつかり・・・。
その姿は、(私の)今の状況なんて「なんでもないよ」「大丈夫だよ」と、言ってくれてるような気が、するんです。

いつの間にやら・・・。
「こんなハズじゃなかったのになぁ」と落ち込んでた気分から、
「こんな人たちが、そばにいてくれたら頑張れるかも・・・」と、思えるようになっていました。

「人生やり直したい!と思ったら、案外いつでも、やり直しがきくんだよ」
と、背中を押してくれるような、ハートウォーミングな作品です。