映画【BeRLiN】生きづらさを感じたときヒントになるのでは?と思える作品です

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登場人物それぞれが直面するカベ
そして、生き辛さを感じている人たちを応援する声。
それらを描いた作品だと思います。

『BeRLiN』は

1995年に公開された、日本映画です。
監督は、利重剛。
出演は、中谷美紀、永瀬正敏、ダンカン、あめくみちこ、山田辰夫、萩原聖人、石堂夏央、松岡俊介、川越美和ほか。

脚本も、利重剛。
撮影は、篠田昇。
助監督は、青山真治。
音楽は、めいなCo.です。

ある日突然姿を消した、キョーコ。
彼女の行方を捜す人々。
彼らはキョーコに魅せられたのか、自分自身の心の声に動かされたのか・・・。

心がヒリヒリする群像劇。

登場人物それぞれが閉塞感というか息苦しさを感じていて、壁にぶち当たる群像劇だと思うのです。

どの人に感情移入しても心がヒリヒリするけど、ダンカン演じるオガタさんがぶつかる場面痛そうで忘れられません

永瀬正敏が演じるのは、テツオくん。
彼が、口をパクパクして整えようとするんだけど、周囲がグルグル回って崩れるように座り込む場面も印象的な『BeRLiN』。

いつの時代だろうとも、私たちが直面する息苦しさというか閉塞感は、普遍的な問題なのかも知れないと、つい考えてしまいました。