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有名人のカメオ出演も楽しみな『ナイト ミュージアム』シリーズ。
今回は、ヒュー・ジャックマン。
ご本人役で出てますね。
ニューヨークからロンドンに舞台を移した、第3作。
初めて息を吹き返した円卓の騎士は、本物と偽物に戸惑い、混乱します。
キャメロット城を目指したランスロットが、たどり着いた先で起こした騒動は?
彼に巻き込まれたものとは?
『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』の、あらすじを簡単に。
現代のニューヨーク。
自然史博物館は、リニューアルオープンのお披露目パーティーで、大騒動を起こしてしまいます。
新設されたばかりの、最新技術を駆使したナイト・プログラム。
そのシステムが、まさかの誤作動。
何か異変が起きてるのでは?
最新技術のプログラム、なんて表向きのこと。
自然史博物館の展示物たちは、ファラオの石板の魔力によって、夜な夜な自由に動き回ってるんです。
展示物たちと秘密を共有している、夜間警備員のラリー。
心当たりを調べた結果、こう考えました。
古代エジプト王は、石板の秘密を知ってる。直に会って聞くしかない。
ラリーと仲間たちは、ファラオが所蔵されている、ロンドンの大英博物館に向かいます。
なんとか潜入に成功した自然史博物館チーム。
初めて息を吹き返した大英博物館の展示物たち。
久しぶりに親子水入らずのひとときを過ごす、アクメンラー。
体の硬直に悩まされながら、みんなの支柱であり続けるテディ。
そして……。
今回クローズアップした登場人物は、こちら。
第1作の出演者、全員集合してるんじゃないかしら。
それに加えて、大英博物館サイドも豪華でしたね。
古代エジプト王の貫禄たるや。
人間的重々しさに溢れてました。
いや、あの。ミイラさんに対して不適切な表現だったら、ごめんなさい。
ラミ・マレックのお父さん役が、ベン・キングズレー。
すごいキャスティングです。
円卓の騎士に扮した、ダン・スティーヴンス。
アーサー王と、円卓の騎士。
湖の騎士、とも呼ばれるランスロット。
彼は伝説上の人物だったって、ご存じでした?
私は、実在する人物だと思い込んでました。
牛若丸や、聖徳太子のようなイメージで。
そうか、現実には存在しないのか……。
なので、というのも変なんですが。
ランスロットが、テディやアックに本物と偽物について話すシーン。
ヒュー・ジャックマンの前で、支離滅裂になっちゃう場面。
ランスロットの戸惑いが、なんとなく分かるような気がするんですよね。
ちょっと切なくなりました。
自由奔放な一面もあるけど、正義感は本物で、どこか憎めないところがあるんだな。
そんな彼を演じた、ダン・スティーヴンス。
レヴィ監督は、彼のことを「スーパーハンサム」って評してました。
確かに、端正なお顔立ち。
しかも絶妙なタイミングで、バカっぽい演技をなさるとこも最高でした。
舞台公演中の、ヒュー・ジャックマン。
ロンドンの劇場で、アーサー王を演じていたヒュー・ジャックマン。
いきなり舞台に乱入してきたランスロットに、ひるむことなく対応してるところ。
パブリックイメージどおりのヒューだなぁって、しみじみ思いました。
台本がキッチリあるのか、アドリブなのか、私には知りえないことだけど。
それでも、あれこれ想像して、何だか楽しくなりました。
乱入者を撃退しようと、アーサー王の扮装でウルヴァリンを演じちゃうところ。
心が和むシーンだなぁ。
ヒュージ・アックマン?
ランスロットが、自己紹介したヒュー・ジャックマンに、言い放ったセリフでした。
単なる言い間違え?
おそらく意味のないセリフなんでしょうね。
ランスロットは、テディが自己紹介したときも「意味は分かりかねる」って言ってました。
聞き覚えのない言葉を耳にしたとき、こんな反応になってしまう。という表現なのかもしれません。
まさか、著名なアクティビスト?
アックマンさんといえば、物言う投資家と呼ばれる方もいらっしゃいますね。
アメリカの投資家、ビル・アックマン氏。
この映画が作られた頃、いくつもの企業の株主だったんですね。
不勉強な私は、よく存じ上げなくって、お恥ずかしいことです。
もしかしたら「Huge acumen」かも?
直訳するなら、巨大な洞察力かな?
Huge=巨大な、莫大な、大きい、たいした。
acumen=鋭い洞察力、眼識、明敏。
「acumen」だけだと、「アキュメン」って聞こえますね。
「Huge acumen」になると、「ヒュージアッキュメン」って聞こえませんか?
たいした発見でもないのに、私は勝手にワクワクしてしまいました。
ランスロットが起こした騒動。ヒュー・ジャックマンが見せた反応。
ショーン・レヴィ監督いわく。
『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は、「彼らの存亡を懸けた戦い」を描いているそうです。
もちろん「彼ら」とは、ラリーやテディ、アックやニッキー……。
この映画に登場する、すべてのキャストのことなのでしょうね。
そう言われて見ると、ホントにそう思いました。
ランスロットが支離滅裂になったのも。
ヒュー・ジャックマンが、冷静に対応したのも。
彼らの存在意義を守るため、でもありますよね。
深いなぁ。
ほかのキャストは、どうだったかしら。
繰り返して観たくなる映画だと思います。
『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は、2014年に作られた、アメリカ映画です。
【監督】ショーン・レヴィ
【出演】ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ、ラミ・マレック、オーウェン・ウィルソン、スティーヴ・クーガン、リッキー・ジャーヴェイス、ダン・スティーヴンス、レベル・ウィルソン、ベン・キングズレー、ヒュー・ジャックマンほか。