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もしも日本に、度を越した検閲制度があったら・・・?
本を読む自由を守る為に戦う人々を、描いています。
『図書館戦争』は
2013年に公開された、日本映画です。
監督は、佐藤信介。
出演は、岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、橋本じゅん、西田尚美、相島一之、鈴木一真ほか。
原作は、有川浩の小説『図書館戦争』。
脚本は、野木亜紀子。
音楽は、髙見優です。
図書館の自衛組織、図書隊。
メディア良化法を勝手に拡大解釈し、武力的な検閲も辞さない良化隊との戦闘は、日に日に激しくなるばかり。
正化31年、春。
新入図書隊員笠原郁は、鬼のように厳しい教官堂上篤と、事あるごとにトラブルを起こす始末です。
練成教育後、彼女は、図書特殊部隊ライブラリー・タスクフォースに、史上初の女性隊員として、大抜擢されますが・・・。
どんな世の中に、なってるの?
元号が、昭和を経て正化(せいか)へと進んだ、近未来の日本を舞台にした、架空の物語です。
公序良俗を乱す表現を取り締まる、メディア良化法が施行されたのは、四半世紀以上も前のこと。
その法の下、行き過ぎた検閲が横行。
唯一対抗できる根拠法を持つ組織として、本を読む自由を守るべく、図書隊が設立されています。
ざっくり言いますと。
良書か悪書かを一方的に判断して、片っ端から本を狩る、良化特務機関(通称良化隊)。
VS
たとえどんな悪書だろうと、それを実際に見て判断する権利は守られるべきだと、検閲と戦うため武器を手に取った図書隊。
表現の自由を巡って対立は激化し、本の値段は考えられないほど高額になっています。
図書館の位置付けも、平成時代の日本とは、全く異なっている世界です。
もちろん正化時代の日本にも、警察や自衛隊は存在していますが・・・。
政治的なパワーバランス等も絡み合って、思った以上のリアリティがあるのです。
見所の多い作品なので、難しい事は抜きにして、楽しめる映画でもあります。
息もつかせぬアクションや、挫折したり成長したりする姿、ほのかな恋心など、盛りだくさん。