【ハイジ アルプスの物語】癒やされる~。おんじとハイジの笑顔に、ほっこり。

薪割りしてるおじいさん
恐ろしい。迫力ありましたね。
心を閉ざしてしまってる、そんなふうにも見えました。

ハイジと一緒にいるうちに、だんだんと幸せそうな笑顔が増えるアルムおんじ
まるで氷がとけるように、凍てついた心がほぐれていくような。

笑ってるところを見てたら、私まで嬉しくなる。そんな映画が、こちら。


ハイジ アルプスの物語(吹替版)

『ハイジ アルプスの物語』は

2015年に作られた、スイスとドイツの合作映画です。

【監督】アラン・グスポーナー
【出演】アヌーク・シュテフェン、ブルーノ・ガンツほか。

原作は、ヨハンナ・シュピリの『アルプスの少女ハイジ』。

どんどん優しくなる、おじいさん。

薪割りが重労働なの、わかります。
小さな女の子相手に、どうもてなしたらいいのか、困っちゃうのも分かります。

それにしても、序盤のアルムおんじは怖すぎる。

「早く帰れ!」

おじいさんとデーテ叔母さん、そうとう不仲なんだろうな。

ハイジは、おじいさんに初めて会ったとき。にっこり笑って声をかけるんですけど……。

おじいさんの戸惑ってるような、困ってるような様子を見て、ハイジの表情が曇ります。
険悪すぎる大人たち。
おびえてしまうの、無理もない。

心が傷ついてるはずなのに、利発で気だてのよいハイジ。
頑張りすぎだよ……。

その夜は、雷鳴とどろく大雨になりました。
ハイジは暗闇の小屋の中で、ヤギにぴったり寄り添ってて……、あぁ、見てられない。
おじいさん、なんとかならない?

「……牧師に、お前の行き先を世話してもらう」

うっ。
ハイジのためを思って、言ってるんだよね?

翌朝、ヤギの乳搾りに来た、おじいさん。
おそらく一晩考えたんでしょうね。
自分じゃ孫のお世話はできない。
かくなる上は、牧師の所へ連れていこう、と。

美味しそうに、しぼりたてのミルクを飲んでたハイジ。
言葉を聞いて、目を伏せてしまいます。

おじいさん……、なんとかならない?

「ほかに誰がいる?」

お~!
こう言ったときのアルムおんじも、ほんとに素敵。
はじめて牧師さんの所へ行ったときは、どうなることかとひやひやしました。

おじいさんとハイジは、村の教会を訪ねます。
「3日後に、マイエンフェルトへ行く」という牧師さん。
アルムおんじとハイジは、それまで数日、一緒に暮らすことになりました。

天真爛漫で心優しい孫娘とのふたり暮らし
あんなに恐ろしかった、おじいさんの表情がやわらぐんですよね。ゆっくりと。
ほんとに嬉しくて、泣きそうになる私。

牧師さんの所へ行く、前の日。
おじいさんは、大切なものをつくります。

その夕方、山小屋に戻ったときのハイジも。
アルムおんじの表情も。
このシーン、序盤屈指の名場面だと思うんです。
おじいさん、大好き。

名優ブルーノ・ガンツ

アルムおんじを演じたのは、名優ブルーノ・ガンツ
ドイツを舞台にした名作『ベルリン・天使の詩』では、主人公の天使を演じてましたね。

その印象が強いからかな。
恥ずかしながら、ドイツの俳優さんかと勘違いしてました。

彼のご出身は、スイスだったんですね。
ブルーノ・ガンツのアルムおんじは、まさにハイジのおじいさん。

惜しくも2019年2月に、お亡くなりになりました。

ハイジの言葉

私が観たのは字幕版
もちろん、ドイツ語ほとんど分かりません。
ドイツ語なのかどうかすら、よく分かってないレベルですが……。
いくつかの単語は、すぐに聞き取れるようになりました。

「ありがとう」と「おじいさん」

ハイジが何度も口にする、この言葉。
悲しそうに呟く場面もあるけれど。

にっこり笑って言うハイジを見てると、心の底から嬉しくて、涙が出そうになるのです。


はろこ

ショッキングというか、殺伐とした映画を続けて観たからでしょうか。
思った以上にダメージ受けてたみたいです。
これぞ自業自得。
『ハイジ アルプスの物語』の冒頭30分だけで、何回ウルッとしたことでしょう。
本編140分の映画です。
何度も観たい作品が、またひとつ増えました。
吹替版も観てみようかな。