名優の演じ分けも印象的な映画。【デンジャラス・マインド/卒業の日まで】と【恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ】

作品ごとに、その登場人物の人生を演じきる希代の名優たち。

ミシェル・ファイファーの数ある出演作のなかから、頭に浮かんだ2作品をピックアップしてみました。

『デンジャラス・マインド/卒業の日まで』は

1995年に作られた、アメリカ映画です。
監督は、ジョン・N・スミス。
出演は、ミシェル・ファイファー、ジョージ・ズンザ、コートニー・B・ヴァンス、ロビン・バートレット、レナリー・サンティアゴ、ウェイド・ドミンゲス、ブルックリン・ハリス、ロレイン・トゥーサントほか。

脚本は、ロナルド・バス。
原作は、ルアン・ジョンソンの『ルアン先生にはさからうな』です。

新任教師のルー・アン・ジョンソン。
念願叶って、カリフォルニア州にある高校で、国語を教えることになったのですが・・・。

海兵隊仕込みの空手もレクチャー。

彼女が受け持つクラスには、問題児扱いされ続けている生徒もいました。
夢や希望どころか「勉強しよう!」という意欲なんて、持てるワケないのも分かります。

だからといって、授業の妨げになっていい訳じゃありません。
ヤンチャな生徒も、空手を教材にしたやる気を引き出す授業に興味シンシン。

お菓子で釣ってるように見える場面もありますが・・・。
ほめられていいとこをキッチリほめてくれると、モチベーションも上がりますね。

先生と生徒の心の距離は、少しずつ近づいていきます。
が、荒波のような出来事も起こってしまう。

元海兵隊員の教師なので、化粧っ気を感じさせませんし、荒々しいミシェル・ファイファー。
たいへん魅力的で、とっても心温まる映画です。

『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』は

1989年に作られた、アメリカ映画です。
監督は、スティーヴ・クローヴス。
出演は、ボー・ブリッジス、ジェフ・ブリッジス、ミシェル・ファイファー、エリー・ラーブ、ジェニファー・ティリー、ザンダー・バークレーほか。

脚本も、スティーヴ・クローヴス。
音楽は、デイヴ・グルーシンです。

フランクとジャックは、兄弟でデュオを組んでいるピアニストです。
浮き沈みの激しいショービズ界で長年活躍してきましたが、自分たちの持ち味とのズレは、日ごとに広がるばかり。
起死回生の策を講じた彼らは・・・。

個性的なボーカリスト。

ベイカー兄弟は、ピアノデュオに女性シンガーを加えることにしました。
オーディションに遅刻してきたスージー

彼女の初登場シーンです。
美しい女性なんですが、態度が大きいというか、はすっぱな言葉づかいというか・・・。
門前払いの寸前で、試しに一節歌うスージー。

すごい。
美人でスタイル抜群で、歌も上手いんです。
『モア・ザン・ユー・ノウ』をスローなアレンジで、情感たっぷりに歌い上げました。

目をみはるフランク。
気持ちよさそうにピアノを奏でるジャック。
おそらくバカみたいにウットリしてるだろう、観ている私。

ミシェル・ファイファーの歌声と演技を、心ゆくまで堪能できる珠玉の映画です。


はろこ

スージーは、初舞台で歌った『テン・センツ・ア・ダンス』の他にも、『君の瞳に恋してる』や『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』など、じーんと来る曲をたくさん聞かせてくれました。