映画【舟を編む】松田龍平が演じた真面目な馬締の恋の結末は?

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主人公の馬締光也(まじめ みつや)とは

松田龍平さんが演じる馬締は、ちょっぴり不思議な人なんです。

この映画は、長い年月をかけて「今を生きる辞書」を完成させるべく奮闘する人々を描いた作品です。

「舟を編む」の冒頭。
馬締は、出版社玄武書房の営業部に在籍してました。

大学院で言語学を専攻した言葉のプロ

天才的なセンスを持っているんです。

けれども、皮肉が通じなかったり、相手の話をそのまんま受け止めたり。
営業先の本屋さんでも、社内でも変人扱いされていました。

確かに、営業の仕事に向いてるとは言いづらいかもしれませんが、変人扱いはかわいそう。

天職!辞書編集部に異動

なにかの巡り合わせだったのでしょうか。

馬締は、新しく刊行される辞書大渡海(だいとかい)の編さんに携わることになりました。

本領発揮です。
個性豊かな人々とともに、辞書の世界に没頭します。

運命の人、香具矢(かぐや)あらわる!

宮崎あおいさん演じる、香具矢(かぐや)に出会って、ひとめぼれしちゃう馬締。

香具矢の登場シーンも幻想的です。

飾り気がなく話ベタな馬締は、真面目だと冷やかされたりしてまして・・・。

仕事に恋に、四苦八苦する馬締。

香具矢には「板前になる」という、揺るぎない目標がありました。

真面目な事は短所じゃありませんが、恋愛においては、時に長所とは言えない場合もありますね。

まんざらでもなさそうだけど、なにやら事情もありそうな香具矢。

口ベタな馬締は、誤解されることも多くて、人付き合いが上手とは言えません。

気持ちを伝える言葉が見つからなかったり。

戦国武将みたいな毛筆の行書体で書かれたラブレター。

恋文したためたけど、達筆すぎて読めなくて、めっちゃ怒られたり・・・。

その前後の件も含めて、名場面でございます。
ホントにお似合いで、ほっこり心温まる、ハッピーエンドでした。

マジメとカグヤ。
この二人、ついつい応援したくなります。

「舟を編む」の映画情報

公開2013年、日本
監督石井裕也
出演松田龍平
加藤剛
小林薫
オダギリジョー
伊佐山ひろ子
黒木華
池脇千鶴
宮崎あおい
渡辺美佐子
ほか
音楽渡邊崇
原作三浦しをん「舟を編む」