映画【DESTINY 鎌倉ものがたり】貧乏神さんの重みのある言葉が心にズッシリ刺さります

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「あんたに多からんことを祈っちょるよ」

まがまがしいし、意地悪だし。
貧乏神さんは、主人公から「すぐさま出て行ってもらえるんですよね?」なんて言われてしまいます。

ただでさえ貧乏な私。
できれば生涯お目にかかりたくない神様ではありますが・・・。

田中泯さん演じる貧乏神さんのセリフには、心に響く名言が多々ありました。
そのなかから今回は、三つピックアップしてみますね。

『DESTINY 鎌倉ものがたり』は

2017年に公開された、日本映画です。
【監督・脚本】山崎貴。
【出演】堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、薬師丸ひろ子ほか。

映画の舞台は、幽霊も魔物も普通の人のように仲良く暮らしてる、鎌倉

主人公の一色正和と妻の亜紀子は、ひょんなことから貧乏神と関わるのですが・・・。

あるときは、愛嬌たっぷり

正和から、使えないって言われてしまった貧乏神さん。

売り言葉に買い言葉。
できるだけセーブしたらしいんですけど、あわや大惨事なコトしでかしちゃいます。

そのやり取りが、なんともコミカルなんですよね。
確かに、悪いことが立て続けに起こるのは勘弁してほしい。
正和に言い負かされそうになった貧乏神さん。

「都合のいい時ばっかり、神様神様いいよって!」

とっさに放った一言ですが、深いなぁ。

あるときは、重々しく威厳たっぷり

貧乏神さんと亜紀子って、仲の良いおじいちゃんと孫って感じで、ほのぼのしちゃう。

名場面については、次の機会にあらためますね。
こちらは、ある巻物が登場する場面での、貧乏神さんの言葉です。

「こいつを懲らしめに行く」

亜紀子と一緒にいるときは、もはや優しいおじいちゃんにしか見えなくなってるので。

貧乏神さんの言うこいつは、本当に悪いヤツなんだろうなと思ってしまう。

さすが神様!な一言

「あんたに多からんことを祈っちょるよ」

このセリフを言った時の貧乏神さん。
全然まがまがしくないし、ちっとも意地悪じゃありません。

別の場面で、貧乏神になって800余年って言ってましたね。
重厚さをも感じる名言で、目頭が熱くなる。
聞いてて、泣きそうになっちゃいました。

神様に「幸多かれ」と祈ってもらえたのは、亜紀子。
貧乏神さん、ほんとに嬉しかったんでしょうね。
ごはんを食べるシーンも名場面だったなぁ。